本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
昨日、同級生の友人が扁平足をどうにかしたいと来院されました。
扁平足はどこで見てもらえばよいのかわからずに困っていたとのことで
本日は扁平足は整体院で治療できることについてブログを書いていきたいと思います。
扁平足とは
扁平足という言葉を生活の中で聞いたことがあるという方は多いと思います。
では、その扁平足とはどういうものなのかを説明していきたいと思います。
私たち人間の足は本来、土踏まずがあり弓のように反り上がっていますが、この土踏まずのような形を足の「アーチ構造」と呼んでいます。
日常生活の中の歩いたり走ったりする時に、このアーチが地面から伝わる衝撃をクッションの役割を果たすことで足の動きが滑らかになり、また、足にかかる負担を和らげる役割を果たしています。
そして、このアーチ構造は足の骨の周囲に存在する「筋肉」「腱」「靭帯」などによって支えられています。しかし、扁平足の場合、これらの組織が何らかの原因で変異して、土踏まずの部分が下方に落ち込み、足の裏が平らになってしまっています。
土踏まずの部分が落ち込み足のアーチが崩れることで足にかかる衝撃を和らげるクッションの作用がなくなり足に直接衝撃が加わってしまうことが扁平足の問題です。
扁平足の種類
・外傷性扁平足
足の損傷が原因となって起こります。足を支える骨の骨折が起こると足のアーチ構造が崩れてしまうことがあります。とくに、踵骨(かかとのほね)が骨折した際は、非常に高い割合で扁平足になる傾向があります。
・麻痺性扁平足
「ウイルス性小児麻痺(ポリオ)」などの病気が原因となり、後遺症として体に部分的な麻痺が生じ、それが足の筋肉に及ぶものです。また、「脊髄損傷」などを負う事故に遭うなどして、足の筋肉が麻痺することがあります。他にも「脳性麻痺」や「パラブレギア」などの病気が麻痺を起こして、それが原因で扁平足に繋がる場合があります。
・関節炎性扁平足
長時間の足の使用(長時間の立位)することで、足の関節包内にある「滑膜」という部分が引っ張られたり、摩擦が起きるなどして炎症を引き起こすことがあります。これにより足が腫れて痛むようになり、歩くことを避けるようになってしまいます。
次第にアーチ構造を支える組織が変異して扁平足に繋がります。最も多く治療を必要とされるのがこの関節炎性のもので、他の扁平足と異なり、両足に症状が現れる特徴があります。
扁平足のセルフケア
扁平足のセルフケアケアには次のようなものがあります。つま先立ち運動で筋力の強化
☑️つま先立ち運動で筋力の強化
☑️炭酸の入浴剤で血行の改善
☑️患部のマッサージ
☑️扁平足用のインソールの使用
ご自身で行える扁平足の予防・対策は上記のものがありますが、セルフケアでも症状が改善しないもしくは症状が悪化してしまった場合には専門院の受診をおすすめします。
当院は扁平足治療の専門院です。
当院では偏平足治療において、二つのポイントを重視して治療を行います。
一つ目筋肉です。
足の関節はとても筋肉に依存した作りをしています。
足は筋肉の作用によって足のアーチをキープしております。
ですが、足関節は筋肉に依存しているために足部の筋肉が疲労により固くなってしまうだけでアーチの機能が著しく低下してしまいます。
ですから、当院では、日本古来から続く筋膜治療「かっさ」を使って筋肉を緩めていきます。
女性の方ですと「かっさ」という言葉は小顔エステなどの雑誌の記事で聞いたことがあると思います。
この日本古来からの「かっさ治療」ですが、近年「筋膜リリース」というような名前で知名度を上げてきました。
NHKのためしてガッテンでも特集され、雑誌などでも専用の記事が掲載されるほど注目を集めています。
筋膜リリースとは?
筋肉は薄い筋膜という膜につつまれています。その膜は全身を覆っていてイメージとしては全身タイツのようなものだと思ってください。
その筋膜に捻じれや歪み重なりなどが起こると体の動きが制限され、その場所の血流も低下し痛みが発生します。これが一般的に言われるコリです。
この筋膜の重なりや歪みをかっさの道具を使いアイロンでしわを伸ばすように伸ばしていきます。
そうすることで、歪みが改善され、今まで取れなかった筋肉の固さが改善されます。
残りの二つ目のポイントは「恐怖心」です。
人間は頭が良すぎる為に痛みを予想してしまうことがあります。
例えば、人はボールなどが自分に向かって飛んできたときに無意識に先の痛みを予測して体の筋肉を硬直させて当たった時の痛みに備えるような動きをします。
これと同じことを足関節でもおこなってしまっているのです。
過去の足をついた時の痛いという記憶が脳の端っこに残っていると、無意識に足部に力が入ります。上記でも述べたように足部は筋肉に依存しているので、足に力が入ると筋肉が収縮してアーチが崩れてしまいます。アーチが崩れた状態で足をつくのですから痛みは通常時と比べ起こりやすくなります。
簡単にまとめると
①足の痛みを怖がって筋肉に力が入る。
②筋肉が緊張することで足部のアーチが崩れる。
③アーチが崩れることで足に直接負担がかかるので痛みが増す。
④痛みが発生することで足をつくときの恐怖心が増す。
この負のスパイラルを繰り返してしまっては治るものも治りません。
まずは、自分の現状況を理解し、今まで治らなかった考え方を変えてみませんか?
本気で扁平足を治したいあなたへ
あなたが本気で「扁平足」を治したいと考えているのなら、本気で向き合ってくれる先生のところでしっかりと根っこの部分から治療をしないといけません。
扁平足は重度になると長期の通院が必要になるやっかいな疾患です。
本気で治すという気持ちがないと、治療が中途半端になってしまって治ることはありません。
当院では、初診時に患者様の今までの治らない後ろ向きな考え方を捨ててもらい。
共通の目標を設定します。
二回目の来院時にお互いに話し合い治療プランを患者様へお話しし、階段を一歩づつ上っていくようにしっかりとプラスに向かっていく治療をさせていただきます。
今までの整骨院のような、
・治療効果もその場だけ
・どのくらいのペースで通えばよいのかわからず毎日通っている
・治る希望が見えずいつも途中で治療をやめてしまう
上記のようなことは、当院では心配ありません!!
治療効果も今どの段階でどのように良くなっていくのかを毎回患者様へ共有します。
治療ペースも毎日無意味に通わせることはありません!!患者様の症状により前後はありますが平均週1での来院をご提案させていただいています。
しっかりと患者様に治療の意味現段階での目的今後の治療などもお伝えするので、患者様が治療の中で心が折れてしまうことはありません。
今までとは違う、あなたにあったオーダーメイドの治療で「扁平足」のお悩みを解決したいとお考えであれば、是非当院へお越しください。
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